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国性爺合戦

久しぶりに文楽を見て、おぉ!と感動したことが。

文楽の脚本=床本(太夫さんの歌詞カードですな)を見ていると、
幕間をまたいでしまう改行があるの。
矢さんのお気に入りを例にとるならば、

「一瞬の間も〜♪」

で第一幕が終わり、幕も下りて休憩が入る。
そして第二幕が開いて、いきなり

「おかず男がぁ〜一人ぃぃ〜♪」

と始まるわけですよ。
すごくね?
西洋の楽曲で、歌が章をまたぐなんてないよね?
つか義太夫以外で、そんなのあるのか。

すごいよな〜近松門左衛門。
名前に「門」が2つもついてるし。

で、1つ前のすーちんさんのコメントでハタと思ったのですが、
京極さんの小説に、似た感じの構成=章をまたぐ改行があったような…
そして今書きながら思い出したけど、スティーブン・キングにもあったなぁ。
小説ではアリなのか。


by aundo2005 | 2008-01-30 10:36 | Stage