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ワシにしては珍しく、お腹をこわして調子が悪い。行動がかなり制限されて、万さんおすすめのレストランにも行けないし名物のチキンライスも食べられない。あ〜あ。

写真は、美味しそうなので思わず買ってしまったざぼん(のようなモノ)と、街の薬屋で買った正露丸(のようなモノ)。この薬はあまり効かなかった。


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by aundo2005 | 2009-09-30 20:31 | Travel | Comments(0)

9月28日 マレー鉄道

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3年前にタイからバタワースまでの鉄路を辿ったので、今回はその続き、バタワースからシンガポールまでを15時間近くかけて一気に走り抜ける。このマレー鉄道が今回の旅のメインイベントのはずだったのだが…今朝の早起きが祟ったのか、車中はほぼ寝てばかり。持って来た本も殆ど読んでいない。

車窓の景色はずっと熱帯雨林。

写真は、食堂車で買って食べたチキンスープ付きご飯。ハヤシライスのようでちょっと甘かったけれどお腹が空いていたので美味だった。


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by aundo2005 | 2009-09-29 02:28 | Travel | Comments(2)

9月27日 ペナンにて

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飛行機でペナンに南下してきた。午前中は飲茶、夜は屋台でサテとビール、ペナンは何でも美味しい。

時間が止まってしまったかのような古いホテルに泊まり、そこの飼い猫たちと、まったり過ごす。

しかし暑いのだ!


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by aundo2005 | 2009-09-27 17:37 | Travel | Comments(1)

9月25日 バンコクにて

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マレー半島縦断の旅に出た。
まずここバンコクでの12時間以上のトランジットタイムを有効に利用するため、早朝に着いてすぐ空港を飛び出し、精力的に動き回る。ロクに寝ていない上に暑くて、意識が朦朧としてくる。脚マッサージをしてもらって少し元気回復し、ビールを飲む。しかしやはり疲れているせいか、このあとすぐ、まだ半分ほど残っているビールをテーブルの上にこぼしてしまう事になろうとは、この時のワシは知る由もない。


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by aundo2005 | 2009-09-26 18:45 | Travel | Comments(0)

日本での夏季休暇が終わる二日前に万さんや久さんと会って、本の話が
長くなったのはご記憶と思う。
その長い話も終わる頃に万さんから薦められたのが梨木香歩。 
すでに多くの短期記憶が怪しくなっているこの頃だが気になって最終日に
本屋へ駆け込んだ。 しかも芦屋のジュンク堂にしては小さいと言える店。
話の中に出ていた「春になったら苺を摘みに」も「西の魔女が死んだ」も
無いなあと思っていたらあったのが 「家守綺譚」。 果たしていずれ
読みたい本のリストに挙げていた本なのだった。
そして最後まで迷って船便で送る荷物からはずしたのはまさに正解。
これもまた丁寧に大切に言葉を噛締めながらページをめくりたい作品
なのである。 (他の作品を知らないので作家とは言わない)

明治も終わりの滋賀と京都の境あたり、夭折した大学時代の友人の父親
から管理を任された古い二階家が舞台。 庭に咲く草木一つ一つの
名前が2-3ページの短編の題名となっているのだが訪れる鳥、
犬、長虫、果ては死んだはずの友人、小鬼や河童までもがあくまでも
現実と矛盾なく作家である主人公の前に現れてはひと講釈あって消える。
セリフや文章が妙に小気味良い。
久さんを真似て気に入ったページの端を折ったりなんぞするものではない。
いずれ全ページを折らなければならなくなるからだ。 
お勧めと言う簡単な表現では片付けられそうもない、常に目の届く所に
置いておき、ふとした瞬間にどのページからでも良いのでめくっては
ほうっと落ち着きたくなるそんな本なのである。
いやはや万さん、久さん、引き続き良書を薦めていただきたい。
多謝!である。

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by aundo2005 | 2009-09-23 02:30 | Book | Comments(1)

babaさんのミラクル話

大学時代の先輩で大切な友人だったbabaさんが
去年の夏、亡くなりました。
私がお見舞いに行った頃は病状がよいほうへ向かっていて
このまましばらくは闘病生活を励ますお手伝いをするのかな
なんて考えていたのに、あっという間に悪くなり逝ってしまいました。

病状が安定していた頃、babaさんはとっても情報に飢えていて
映画やマンガや本や、色んな新しい話をしたがってました。
入院前のbabaさんは毎日のように映画館に通っていて、
四六時中、難しい本を読んでいて
人一倍、仕事して遊んでるような人だったので
長期の入院は精神的にも苦痛。
しかも脳腫瘍の切除手術をした後遺症で失語症になっていて
あまり会話ができない、読書も思うようにできないような状態でした。

失語症というのは、頭ではちゃんと考えられているのに
それが言葉になって出てこないというものらしく、
babaさんにはとても酷でした。

私としては、焦るbabaさんをできるだけイラッとさせないように、
最新じゃない映画の話などしてみよう!と試みていました。

ある日。(やっとミラクル話です)
私は、見てきたばかりの「石狩灯台」の話をしてみました。
日本海を望む広大(さすが北海道)な浜にぽつんと建つ可愛らしい灯台。
そこは、映画『喜びも悲しみも幾年月』のロケ地になった場所です。
私は未だ見たことがないんだけど、
「あの映画は灯台守の夫婦が主人公なんですよね〜」なんて話したら
babaさんはもちろん見ていたらしく
ふむふむとうなずき、おもむろに歌いはじめました。

 俺ら岬の灯台守は
 妻と二人で 沖行く船の
 無事を祈って 灯をかざす 
          灯をかざす

 冬が来たぞと 海鳥啼けば
 北は雪国 吹雪の夜の
 沖に霧笛が 呼びかける
         呼びかける

映画の主題歌を大きな声で朗々と。なんと一度もつっかえずに!!
この、つっかえずにというのがすごいことで。
実際お見舞いに行った人ならわかるんですが、その頃のbabaさんは
いつも「あ〜」とか「ん〜」とか考え考え
長い時間をかけて言葉を発していたので
まさかすらすら歌が歌えるなんて思ってもみませんでした。
そもそもbabaさんが人前で歌うのを、聞いたことがなかったし。

でもその日は、とても嬉しそうに堂々とした歌いっぷりで、
歌い終わった後もなんだか誇らしげというか満足そうな表情でした。
病室のベッドに座って歌うbabaさんの様子は、
それ自体が昔の映画の1シーンのようでもあって
ほかのみんなにも見てほしかったな、と思うのでした。
(その時はたまたま私ひとりだったので)

きっと会話と歌とは脳の使う場所が違って、みたいな
説明がつくのだとは思うけど、やっぱりあれは
とてもミラクルな瞬間だったと思います。面白かったな。

後で聞いたらbabaさんはその映画を1度しか見てなかったそうで。
それで歌えるのもすごいなと。

なんか唐突でしたが、
babaさんの最期に会えなかった人に伝えようと思って書いてみました。
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by aundo2005 | 2009-09-10 21:51 | Friends | Comments(2)