どんつきを、XXXです

知り合いの美容師さんは、右と左の区別がつかないまま育ってしまったらしい。
左利きである彼は、「お箸を持つ手が右」「ボールを投げる方の手が右」という育てられ方をしなかったために、左右の認識があいまいなまま大きくなった。かろうじて商売道具のハサミだけは右手で使うので、いちいち「えっと、ハサミを持つのがこっちの手だから、これは左だな」と考える作業を経なければいけない。だから道案内をするときも、「突き当たりをあっちへ曲がる(手振りを添える)」「次の信号をこっちです(手振りを添える)」とやっているらしい。

これって、本当かしら?

考えてみれば左右の区別って、当り前なように思えるけれど子供の時に『覚えさせられた』ものであって、動物には決して無い高度な識別能力なのだな。じゃあ前後とか上下の区別がつかないまま育つことってあるのだろうか。

「ちょっと、そこの棚の上のお皿とって」
「え?上?これ?ちがう?これ?これ?これ?」

「この振付の基本は腰の位置を低くして、
左右に激しく振る、ありゃりゃキミ、前後じゃないよ」

しかし前後や上下ってのは、左右よりもずっとプリミティブな感覚ですね。動物にも備わっているよな、多分。

ちょっと自分にも当てはまると思われる事例を思い出した。建物の入り口に「PULL」と書いてあるとき、いつも一瞬迷うのである。「えっと、PUSHじゃない方だから、『引く』だな」という確認作業を経てからでないと行動できない。だから外国ではいつももどかしい思いをする。
それからもひとつ、「新郎・新婦」。これはホントに分からない。「新婦…。えっと新郎が花婿の方だから新婦は花嫁さんね」とワンクッションを要する。これは「新婦」ときくと『神父』をイメージしてしまうからだろうか?
いずれにしても、新郎・新婦という言葉を使うようなシチュエーションは、ワシには今後訪れないと思われますが。


[PR]
by aundo2005 | 2008-03-18 12:17 | Words | Comments(6)

ああ書きまつがい

c0018037_22342519.jpg

とある居酒屋にて。目の前に貼ってあるお品書きになにか違和感を感じるな~と思っていたら、これでした。ライム・青リンゴ、のあと、見えにくいかも知れませんが「臣峰」です。


[PR]
by aundo2005 | 2008-03-13 22:34 | Travel | Comments(3)

事あるごとに興味のなさそうな人をつかまえては強制的にお伝えしている
のが「スコットランドのウィスキー醸造所を巡りたい」
という旅の夢ですが、欧州に来てさらにその思いを強くする毎日。
というのもこちらはウィスキーが安い。
シングルモルト18年ものでも5,000円程度で手に入る。
日本じゃン万円て代物です。
いきおいスーパーのカートにボトルを突っ込む自分を発見する週末。
一人の夜(いつも一人だけど)寝酒にストレートか氷一個くらいを入れて
ちびちびとやる。 んまい。
今日改めて村上春樹著「もし僕らの言葉がウィスキーであったなら」を
開いてみると、
「アイラ島には全部で7つの蒸留所がある。僕はこの7つのシングルモルト・
ウィスキーを地元の小さなパブのカウンターで同時に飲み比べてみた。
グラスをずらりと一列に並べて、左から順番に一つ一つをテイスティング
してみたわけだ。 気持ちよく晴れた6月のある日の、午後1時に。
これは言うまでもないことかもしれないけど幸福な体験だった。
一生の間に何度もできることではない。」
という項があって、またもや垂涎の思いはスコットランドへ。
久さんが村上春樹はパスタを茹でたくさせ、ビールを飲みたくさせる作家
であると書いていたかと思うがウィスキーも然りである。
本題から若干逸れたがウィスキーである。 
特にアイラ島のものはスモーキーフレーバーがなんともいえず癖になる味。
子供にゃわからん楽しみである。


[PR]
by aundo2005 | 2008-03-10 15:46 | Food | Comments(2)