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もし僕らの言葉がウィスキーであったなら

事あるごとに興味のなさそうな人をつかまえては強制的にお伝えしている
のが「スコットランドのウィスキー醸造所を巡りたい」
という旅の夢ですが、欧州に来てさらにその思いを強くする毎日。
というのもこちらはウィスキーが安い。
シングルモルト18年ものでも5,000円程度で手に入る。
日本じゃン万円て代物です。
いきおいスーパーのカートにボトルを突っ込む自分を発見する週末。
一人の夜(いつも一人だけど)寝酒にストレートか氷一個くらいを入れて
ちびちびとやる。 んまい。
今日改めて村上春樹著「もし僕らの言葉がウィスキーであったなら」を
開いてみると、
「アイラ島には全部で7つの蒸留所がある。僕はこの7つのシングルモルト・
ウィスキーを地元の小さなパブのカウンターで同時に飲み比べてみた。
グラスをずらりと一列に並べて、左から順番に一つ一つをテイスティング
してみたわけだ。 気持ちよく晴れた6月のある日の、午後1時に。
これは言うまでもないことかもしれないけど幸福な体験だった。
一生の間に何度もできることではない。」
という項があって、またもや垂涎の思いはスコットランドへ。
久さんが村上春樹はパスタを茹でたくさせ、ビールを飲みたくさせる作家
であると書いていたかと思うがウィスキーも然りである。
本題から若干逸れたがウィスキーである。 
特にアイラ島のものはスモーキーフレーバーがなんともいえず癖になる味。
子供にゃわからん楽しみである。


by aundo2005 | 2008-03-10 15:46 | Food