小鼓打っちゃいました。

神戸・住吉のギャラリー心さんで催された
「浴衣で小鼓体験」に参加してきました!

能を見始めて、小鼓・大鼓には興味津々だったので
願ってもないチャンス!
教えてくださるのが女性っていうのも意外で楽しみでした。

先生は、大倉流小鼓方の高橋奈王子さん。
お顔も所作もキリッとしていて声がハスキーでとても素敵な方。
黒目勝ちの美しい少年、といった風貌で一目で好きになってしまった。
後で知ったのですが、女性で公式の舞台に出ている小鼓方は
2人しかいないそう。(2005年データ)
そのうちのお一人が高橋さんなのだ。

まずは、小鼓の組み立て方から説明してもらう。
(あれ、バラして持ち歩くって知ってた?)
胴の蒔絵を見せてもらったり、素材についても一通り。

つぎに、構え方。
左手で紐(調)を握って持ちあげ、右肩に載せ、右あごにあてる。
左肘は水平まで持ち上げ、甲で小鼓の縁を支えるように構える。
こ・れ・が、結構難しい〜。つか重いっ!小鼓重っ!
上腕筋メタメタ使うやん。筋トレやん。

と心の中で悲鳴をあげつつ、いよいよ打ち方。
右手を膝のあたりまで下ろして振り上げ、先に手の平を皮の縁に当ててから
スナップを利かせて指先で打つ。ポンッ。
指全部で皮の真ん中を打つのが〈ポ〉という打ち方。
もうひとつ、薬指で皮の端を打つ〈チ〉というのもやってみる。
自分ではつい手加減してしまうのだけど、先生に手を添えてやってもらうと
あごにくる衝撃が結構すごかった。
下手くそながら、ポ、ポ、ポ、チ、チ、とやってみる。

たのすぃ〜!

小鼓サイコー!
ホントは大鼓が好き・・・なんてことは忘れて
すっかり夢中になってしまった。

打ち方は全部で4種類あるのだけど、今回は〈ポ〉と〈チ〉だけを使って
〈甲三地・かんみつじ〉というフレーズに挑戦。

(この説明いったい誰が読むのだろうと思いつつーーーまだ続くよん)




『高砂』の”この浦舟に帆をあげて”という部分が〈甲三地〉で
8拍の中の5・7・8拍目に〈チ〉〈チ〉〈ポ〉を打ちます。
そして、7拍目の〈チ〉の前には「ヨ〜」というかけ声を、
〈ポ〉の前には「ホ〜」という声を入れます。
ん〜。一気に能っぽくなった!
半拍ずらして声を入れるのは
フラメンコのコントラ・ティエンポ(裏打ち)と同じ要領だ。

タイミングを確認したら、最後は先生の謡に合わせて甲三地を打つ。

〈休〉、〈休〉、〈休〉、〈休〉、〈チ〉、〈休〉、ヨ〜〈チ〉、ホ〜〈ポ〉

てな具合。〈ポ〉の時は左手の紐をぎゅっと締めます。
わずか8拍とはいえ、頭の中フル回転でわちゃわちゃでございました。
たまには全く未知のものに触れてみるのもいいね〜。
楽しかった!
(もっと習ってみたい・・・という衝動を今、抑えてるところ)

体験会の後は、浴衣のお披露目。
わしは洋服で参加したんだけど、皆さん粋な浴衣を着てらして
それぞれ柄とか帯とかの説明をするの。
(内心、ホッ。もし着ていっても「バーゲンで見つけて」なんて言いづらいじゃん!)
ギャラリー心さんは六甲に住んでる頃に行ったことがあったのだけど
イベントに参加したのは初めて。
また何か見つけて行こうっと。
サイトにも載ってるけど、ユニークなイベント(中国語でご飯を食べようとか)が
イロイロあるので気になる人は覗いてみて。
オーナーの安藤さんは気さくで可愛いくて面白くて
おしゃべりしにぷらっと行きたくなるようなギャラリーですよー。


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Commented by aundo2005 at 2006-09-04 22:14 x
ポとかチとかいう音のイメージがいまいち湧かないのだけど、
あの、空気中を「カン!」と突き抜けていくような音が「ポ」ですか。
エアギターならぬエア小鼓ってのはどお?怒られるか。
すみません。

Commented by すーちん at 2006-09-05 10:29 x

清水アキラか?(笑)
Commented by aundo2005 at 2006-09-05 18:54
エア小鼓、やりますとも! つか体験会ですでにやった。
「カン」て音は大鼓だと思うんだよね。
小鼓は「ポンッ」っていう・・・清水アキラ的な?・・・あの音です。

ところでクラシックコンサートに行くと、たまにエア指揮者がいるよね。

by aundo2005 | 2006-09-01 13:25 | Music | Comments(3)