2005年 08月 23日
『うずまき猫のみつけかた』 村上春樹 著
読み進めていくとやはり!
村上春樹が「ミスター・ムラカモ」「ミスター・モロカミ」と呼ばれるくだりでは、
前に読んだときと同じように笑ってしまった。
「ビールを飲みたくさせる作家」というカテゴリーがもしあれば、
村上春樹は必ず上位に来るのではないだろうか。
その手法にまんまと乗せられて、夏休みに昼間からビールを飲むのは
ホントにいいものだ(った)。
いちばん面白かったのは、巻末にある対談「安西水丸と語る寿司屋の話」。
バカバカしくて可笑しい。
それから、村上さんといえば、次の日に着る洋服を寝る前に枕元に
畳んでおいて寝るのではないか?とか、
オナラをするときにもいちいちトイレに行くのではないか?
などと勝手に想像していたのだけれど、
「引き出しは開けたらちゃんと閉めてよね!」と奥さんに怒られたりする一面もあるようで、
ちょっと意外だった。少し身近に感じた。
久
by aundo2005
| 2005-08-23 22:34
| Book